農業就業人口と食料自給率の相関
食料自給率については、カロリーベースと生産額ベースを用いました。
農業就業人口の値は飛び飛びで合計で十年程しかありませんでしたが、その値を用いることにしました。
結果から言いますとどちらも相関係数は0.9と強い相関がありました。
当たり前といえば当たり前なのですが、食料自給率の原因をネット上で調べてみると輸入量の増加や食の西洋化が主な原因とされているものが数件で、農業人口の低下が原因となっているとしているのは僅かでした。
そして「輸入量の増加や食の西洋化」が進んでいるので国産品を食べましょう、と促していました。食の洋食化に伴い小麦などを仕入れているため食料自給率が下がっているということの反論として食料自給率が下がり始めたのは1965年頃で戦後すぐからではないのです。
私個人の見解としましては、高度経済成長に伴い農業も伸びたことは伸びたと考えられるのですが、それ以上に二次産業・三次産業が著しく伸びた結果農業人口が減少し、生産量が減ったことが食料自給率の低下の原因であると思っています。
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