打木赤皮甘栗南瓜
畑に灯る秋のイルミネーション
赤や黄の色とりどりな姿で畑を彩るのは、手のひらサイズで重さは1kgほどのしっとりした南瓜、打木赤皮甘栗南瓜。
蜜がたっぷり入った小ぶりな南瓜で、ちょっとした南瓜を使った料理やお菓子作りにぴったりです。
しんしゅう屋の畑を彩る打木赤皮甘栗南瓜 |
戦後の灯となった南瓜
加賀野菜の一つである打木赤皮甘栗南瓜は、石川県金沢市打木町の篤農家である松本佐一郎さんによって昭和18年頃(1943)に生みだされました。
松本さんは、大正5年(1916)に既に西洋南瓜として成立していた赤皮栗(会津栗、甘栗)と呼ばれる南瓜を導入し、選抜したものを固定化させました。打木赤皮甘栗南瓜は誕生してから暫くして戦後に発表され、昭和の食卓を飾りました。
一度はお店から姿を消しましたが、小ぶりで一際目立つ色合いと、蜜がたっぷり入った甘くねっとりとした味わいから、再度注目されつつある品種です。
*しんしゅう屋での打木赤皮甘栗かぼちゃの旬は、10月〜11月
コメント
コメントを投稿