赤花絹莢えんどう

 様々な姿で食されるエンドウ

 赤花絹莢えんどうは、名前の通り赤い花をつける固定種のエンドウで、白色の花をつけるエンドウよりも古いルーツを持っていると言われています。

 

そもそも「エンドウ」は、若い時期に莢ごと食べるのを「莢エンドウ」、実がしっかりとついた時期に食べるのを「グリンピース」、そして乾燥したのを穀物として食べるのを「エンドウ豆」と言い分けられてきました。

 

現在では品種の分化が進み、「莢エンドウ」「グリンピース」「エンドウ豆」のそれぞれを専門とする品種が多く育てられています。

赤花絹莢えんどうもその一つであり、「莢エンドウ」として最適な品種です。


しんしゅう屋の畑で実をつける赤花絹莢えんどう


絹莢エンドウの王道品種

 赤花絹莢えんどうは曲がりが少なく、生で食べると甘味と独特の苦味が実からあふれ出します。加熱していただくことで、独特の苦みが風味へと変わり、様々な料理のアクセントになります。

スジがありますので、苦手な場合は下の尖っている部分から裂くと簡単に取ることができます。

 

* しんしゅう屋の赤花絹莢えんどうの旬は5月〜6月



実をつける前の赤い花が美しい

加熱するだけでも最高の味わいです





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